先日メールにてお客様より質問がございました。
内容は「旅行に行きたいのだけどトコジラミが心配で楽しめないです。バスターズのスタッフさんは、旅行の際トコジラミ対策で注意されていることはありますか?」とのことでした。
そんな悩みをお持ちのあなたへ。旅行中の基本的なトコジラミ対策について解説します!
これは弊社バスターズの防除スタッフが実際に行っていることですので、参考にされて下さい。
ホテル到着後のチェックポイント
トコジラミは、気づかないうちに持ち帰ってしまい、自宅で繁殖してしまうケースも少なくありません。ホテルに到着したら、まず以下のポイントをチェックしましょう。
- シーツと枕カバーをよく確認:黒い点々(血糞)がないか確認しましょう。トコジラミがいる部屋は、ベッド周りに血糞が残っていることが多いからです。
- ベッド周りも隅々までチェック:ベッドの足部分や、ベッド周りの荷物置き棚の下など、トコジラミが潜みやすい場所も注意深く確認しましょう。(因みに私達防除スタッフは、旅行時、必ずカバンにルーペと小型懐中電灯を携帯しています)
- クローゼットの中もチェック:クローゼットの中も、トコジラミが潜んでいる可能性があります。
- もし虫らしきものを発見したらホテルスタッフに伝え、部屋を変えて貰いましょう。日本国内ならホテル側もしっかり対応してくれるかと思います。(外国では不明)
プロが実践する持ち帰り防止策
目視では確認できないトコジラミもいるため、プロはさらに徹底した対策を講じています。
- 旅行バッグはビニール袋で密閉:大きなビニール袋を用意し、旅行バッグごと入れ、口をしっかり閉めてベッドからできるだけ離れた場所に置きましょう。
- ベッドに直接置かない:着替えの際は、衣服やタオル、靴下、帽子、ハンカチなどは絶対にベッドに置かないようにしましょう。
- 汚れた衣類はビニール袋へ:汚れた衣服やタオルなどは、ビニール袋に入れ、しっかり口を閉めて持ち帰りましょう。家に帰ったら、乾いた状態で高温乾燥機に20分以上かけ、そのあとで洗濯をします。(洗濯したあと乾燥機にかけると、熱により先に水分が飛ぶため、衣服の内部に熱が届かず、トコジラミ成虫や卵が死滅しない可能性があるからです。)
- 肌の露出部分は虫よけジェルでガード:眠る際は、肌の露出部分に虫よけジェルなどをしっかりと塗って眠るようにしましょう。
旅行から帰ったら…
旅行から帰ったら、トコジラミを持ち帰らないよう、以下の対策を行いましょう。
- 旅行バッグはパラジクロルベンゼンで保管:大きめのビニール袋にパラジクロルベンゼンを入れてしっかりと口を閉め(きれいに閉めることが大事)、次の旅行までそのまま保管します。
- 帰宅したら、乾いた状態で高温乾燥機に20分以上かけ、そのあとで洗濯をします。(先述してますのでお読み下さい。)
トコジラミ対策は、旅行を楽しむための重要なポイントです。
上記の対策を参考に、安心して旅行を楽しんでください!