パリの夏季オリンピックまであと9カ月。
しかし、今、パリではトコジラミが繁殖し、社会問題となっているようです。フランス政府は「トコジラミ(南京虫)騒動」が全国的に広がりつつある現状に対処するために奮闘中なのだそうです。
10月25日、パリ発のロイターによれば……。
フランス政府は10月6日に緊急会議を開催し、SNSの拡散情報や俗説に基づく「危機」に対処するための議論を進めました。トコジラミの大量発生について専門家は困惑し、テレビ番組でも話題になっているとのことです。
しかし、私たち沖縄で害虫駆除業を営む者として感ずることは、パリのトコジラミ問題は決して「対岸の火事」ではない。深刻な問題なのだ!と言うことです。
数年前には宿泊所でのトコジラミ発生の相談が多かった沖縄でも、最近では一般住宅や居酒屋などからも「トコジラミを見た」との相談が急増しており、害虫防除サービスに携わる私といたしましては、沖縄県でも近々、突然トコジラミ問題が浮上し、大問題となる可能性があると強く感じ危惧を覚えております。
トコジラミ問題に対して手のつけようが無くなる前に、「沖縄県」としても、我々害虫防除業社と連携した「事前対策」を執って頂きたいと切望する次第です。